名字の言

 “若返りの酵素”を発見――長くなった人生を、どう充実したものにしていくか

投稿日:2019年7月7日 更新日:

 “若返りの酵素”を発見――
先月、こんなニュースが注目を集めた。
ある研究で、若いマウスの血液に含まれる特定の酵素を老齢のマウスに注射すると、身体活動が活発になり、寿命が延びる等の効果が確認されたという。

「いつまでも若く」とは多くの人の願いだろう。
かつて、秦の始皇帝が不老不死の薬を求めたという話は有名だ。だが、強大な権力と富を持った始皇帝も、老いと死から逃れることはできなかった。

御書には「法華経の功力を思ひやり候へば不老不死・目前にあり」(1125ページ)と。
もちろん、「不老不死」といっても「老いない、死なない」ということではない。いかなる苦しみも、妙法と一体の大生命力で乗り越えていく。全てを自身の人生を深め、荘厳する宝に変えていくということであろう。

池田先生は語っている。
「生あるかぎり、妙法を唱え、妙法を語っていく。生死を超えて、使命に生ききっていく。その『』こそが『不老不死』の境地なのです」と

日本人の平均寿命は戦後の70年で、約1・6倍に延びた。長くなった人生を、どう充実したものにしていくか。確かな生死観を持ち、自他共の幸福のため、社会のために行動する――学会員の生き方の中に「人生100年時代」の指標がある。(駿)

-名字の言
-, , ,

執筆者:

関連記事

no image

牧口初代会長の「殉教70年」【名字の言】20140930聖教新聞掲載

 「いつも大切に持ち歩いているものがあるんです」。こう言って、世界的な絵本画家のワイルドスミス氏がポケットから取り出したのは、子ども用のばんそうこうだった▼氏のサイン会に来た女の子から、サインのお礼に …

no image

東京駅開業100周年【名字の言】[2014年 3月24日聖教新聞掲載]

1914年(大正3年)に東京駅が開業して100年。一昨年、戦災で焼失した部分の復元工事を終えた「ドーム型屋根の赤れんが駅舎」は、新たな観光スポットとなっている ▼〝赤れんがの壁面にドーム型屋根の建物〟 …

no image

 「〇〇寿司」と「〇〇鮨」。どちらの店が高級そうに思えるだろうか? 

 「〇〇寿司」と「〇〇鮨」。どちらの店が高級そうに思えるだろうか?  ほとんどの人が後者を選ぶという。「寿司」の方は“庶民的で身近に感じる”との声も 小学生に「シュンソク」の漢字を問うと、大半が「瞬足 …

no image

「アンパンマン」の原作者・やなせたかし氏の生誕100周年

 本年は「アンパンマン」の原作者・やなせたかし氏の生誕100周年。 これを記念した最新作の映画が劇場公開されている。 氏は30代で漫画家としてデビューしたが、ヒット作に恵まれず、焦燥の日々が続いた。 …