きょう「6・7」、高等部結成55周年 2019年6月7日 韓国・チリで祝賀の集い
2019.06.07投稿
きょう「6・7」、高等部結成55周年 2019年6月7日
韓国・チリで祝賀の集い
きょう6月7日、高等部は結成記念日を迎えた。
小説『新・人間革命』第9巻「鳳雛」の章には、55年前(1964年)に行われた結成式の模様がつづられている。
山本伸一は訴えた。「どうか、皆さんは、これからの十年間、しっかり勉強し、学びに学んで、堅固な人生の土台をつくっていってください。そして、将来は、人びとの幸福のために、人類の平和のために、諸君が学会の土台となって、広宣流布を支えていただきたい」
この師の万感の思いに応えようと、鳳雛たちは勉学に励み、人格を磨き、使命の道を歩んでいった。
結成から55年――。後に続く高等部員の活躍は目覚ましい。
兵庫県に住む女子高等部員の夢は、バレリーナになること。バレエ団に所属していた両親のもとで、3歳から練習を開始。多くの舞台経験を重ねてきた。このほど、クラシックバレエを中心とする衣装会社の専属モデルに。英国スコットランドの名門校へのバレエ留学を目指し、英語の習得に励む日々だ。
東京の女子高等部員は、「北斗会」(定時制・通信制などの高校に学ぶ高等部員のグループ)の一員である。中学時代に不登校を経験。心を覆う不安の闇に希望の灯をともしたのは、池田大作先生の言葉と家族の支えだった。現在は夜間の定時制高校の生徒会長を務める。今夏に開催される軟式野球の全国大会の司会にも抜てきされた。将来の夢は、自らの体験を通して子どもたちに寄り添う教育者になること。そして親孝行の人生を歩むことだ。
宝の鳳雛たちは師との原点を胸に、同志との団結固く使命の大空へ飛翔する。
赤須未来部長、先﨑女子未来部長は誓う。「師の心をわが心として、高等部員一人一人が自らの夢を実現できるよう、徹底して励ましを重ねていきます」
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高等部結成55周年を祝賀する集いが各国で行われた。
韓国SGI(創価学会インタナショナル)の「2019創価後継総会」は2日、首都ソウルの池田記念講堂で開催。
アリラン鼓笛隊の演技で幕が開いた総会では、金東燮男子未来部長と鄭慧珍女子未来部長があいさつ。参加者全員で広布の未来を担う決意を込めた「師弟後継の誓い」を宣言した。続いて、男子部の金泰亨さんが、未来部出身の誇りを胸に、世界市民に成長しゆく誓いを披歴。女子高等部の金恩珍さん、権瑜柰さんが、負けじ魂を燃やして後継の道を歩む喜びを語った。
金仁洙理事長は、自身の無限の可能性を信じ、学会創立100周年へ前進をと望んだ。
南米チリの未来部総会は5月18日、首都サンティアゴのチリ文化会館で。
少女部員のトリニダー・リバルさんが元気いっぱいに司会進行を。アナルシア・カルバジョさんが、鼓笛隊で楽しく信心を学ぶ様子を語った。
次に、青年部の代表が寸劇を披露。友人と平和について語り合うことの大切さを学んだ。イマイ男子部長が後継の大樹と育ちゆく使命の友を励ました。