インドの宝城建設進む 今秋にオープン 創価菩提樹園新講堂 インド創価学会新本部 2019年7月10日
2019.07.10投稿
インドの宝城建設進む 今秋にオープン 創価菩提樹園新講堂 インド創価学会新本部 2019年7月10日
ニューデリー近郊 3000人の大礼拝室を設置
「東洋広布」の石碑が埋納されている創価菩提樹園で、建設が進む新講堂
「東洋広布」の石碑が埋納されている創価菩提樹園で、建設が進む新講堂
今秋にオープンを予定する、インド創価学会(BSG)の二つの宝城の建設工事が着々と進んでいる。
ニューデリー近郊の創価菩提樹園に建設される新「講堂」は、3000人収容の大礼拝室や法話室等に加え、同時中継設備や多言語に対応した通訳ブースを設置。バス100台、乗用車1500台を収容できる駐車場も併設される。
また、ニューデリーの中心地には、BSGの新「本部」も建設中。大小さまざまな礼拝室のほか、事務室、会議室、懇談室等を備える。
今、インドの友は、この宝城建設のつち音とともに、世界広布の先頭を駆けている。
池田大作先生がインドに第一歩をしるしたのは、1961年(昭和36年)のこと。恩師・戸田城聖先生の「東洋広布」の誓願を継いでの、アジア初訪問の折であった。
当時は学会の組織はなく、メンバーもいなかった。
その時の真情を、先生は小説『新・人間革命』第3巻「月氏」の章につづっている。“私はやる。断じてやる。私が道半ばに倒れるならば、わが分身たる青年に託す。出でよ! 幾万、幾十万の山本伸一よ”――。
以来58星霜。師の思いに応えるように、地涌の勇者が誕生。「アイ アム シンイチ・ヤマモト!(私は山本伸一だ!)」を合言葉に、毎年巡り来る「5・3」や「11・18」等の節目を拡大の決勝点に定め、発展の歴史を刻んできた。
次なる目標は、新宝城の完成。BSGでは「インド新時代建設キャンペーン」と銘打ち、全ブロックでの1人以上の新たな青年部活動者の育成、毎月の地区座談会への5人の友人参加などに取り組み、各部が団結して励ましの世界を広げる。
その連帯は、本年5月に大型サイクロンが襲ったインド東部のオディシャ州でも。友は一軒一軒、同志の元を訪ねては、小説『新・人間革命』を学び合い“自身の人間革命の姿で、地域を明るく照らそう”と、復興への歩みを進めている。
また「末期のがんを乗り越えた」「再就職を勝ち取った」など、各地で次々と人生勝利の体験が生まれており、信心の確信、師と共に広布に生きる喜びが広がる。
世界広布の先駆として発展するBSG。友は“山本伸一の心”を胸に、きょうも希望の対話に走る。