今月、池田先生の初訪問30周年 スウェーデンで祝賀の集い 2019年6月14日
2019.06.14投稿
今月、池田先生の初訪問30周年 スウェーデンで祝賀の集い 2019年6月14日
池田大作先生の初訪問30周年を記念するスウェーデンの研修会が7、8の両日、首都ストックホルムで開催された。スウェーデン広布に駆ける壮年・婦人部、青年部の代表らとともに、30年前に先生と忘れ得ぬ出会いを結んだ“パイオニア”の同志が、はつらつと集い合った。
1989年6月1日、池田先生は北欧のスウェーデンを初訪問。5日までの滞在中、グスタフ国王、カールソン首相ら要人と会見し、国立東洋美術館での“自然との対話”写真展の鑑賞会などに出席した。
同3日にはスウェーデン文化会館の開館式へ。さらに、翌4日には北欧5カ国の友が集った北欧総会に参加。「『一本の信心の大木』さえあれば、そこから妙法の種は広がり、幸福の花は限りなく広がり咲いていく。人数ではない。真実の『一人』の存在が大事である」と語った。
友はこの訪問以来、6月3日を「スウェーデンの日」と定め、この日を節として、広布拡大にまい進。この30年で創価の人間主義の連帯は15倍の陣列になった。
「池田先生の指針は私の心の闇を晴らしてくれました」――今回の研修会で登壇し、そう語ったのは、ニーナ・リチャートさん(スウェーデン副婦人部長)。30年前、役員を務めたリチャートさんは、先生の温かな励ましで心が大きく開かれたことを述懐し、深き使命に生きる喜びと感謝を述べた。
メータ男子部長とシュピューラー女子部長は、先生の欧州初訪問60周年となる2021年への、青年部の取り組みを紹介。青年らしい決意にエールの拍手が送られた。フルトマン理事長の担当で「地涌の菩薩」についての講義も行われた。
質問会では、メンバーの質問に対して欧州のリーダーが答えた。
「自分が経験したことのない悩みを持つ友を、どう励ませば良いですか?」との質問に、サミュエルズ欧州副議長は「どんな人にも備わる無限の可能性を引き出すのが題目の力です。題目で苦難を乗り越えた自分自身の体験を語っていきましょう」と呼び掛けた。
タカハシ欧州議長が先生の初訪問の当時を振り返り、スウェーデンから、そして欧州から、異体同心の団結で、人間主義の哲理を大きく広げていこうと励ました。
30年前に池田先生と忘れ得ぬ出会いを刻み、広布拡大に励んできた同志たち――。その思いを受け継ぐ青年たちが陸続と立ち上がっている。