社説

季節の変わり目の体調管理【社説】健康第一で使命の道を歩もう[2014年 3月24日聖教新聞掲載]

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「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるが、まだ寒暖の差が激しい日も少なくない。季節の変わり目は体調を崩しやすい。「うがい・手洗いの励行」をはじめ、出掛ける際は気象情報を参考に上着を持っていくなど、一層の注意を払いたい。

 医師で作家の鎌田實氏によれば、人間の命は「自律神経」「免疫細胞」「幸せホルモン」という、三つの見えないシステムで守られているという。

 この自律神経や免疫力と深く関わっているのが「」である。

 私たちの体は、眠っている間にストレスに対応するホルモンを分泌したり、自律神経の働きを整えたり、免疫力を強化するなど、さまざまな「」を行っている。通常、季節の変わり目などに気温が急激に変化すると、それに対応しようと自律神経が働くが、睡眠不足が続くと、うまく機能せず、心身に支障を来しやすくなる。一般的にも3月から4月にかけては忙しく、睡眠不足になりやすいので要注意だ。

 ただ、長時間寝れば良いというものではなく、眠りの深さなど「質」も重要だ。同じ睡眠時間でも、例えば「午前0時前の就寝を心掛けて朝早く起きる」「寝る前にリラックスタイムを設ける」など、良質な睡眠を取れるよう工夫したい。

 栄養面では、免疫力を高めるビタミンCをはじめ、粘膜を保護し、風邪予防に効果のあるビタミンAなど、栄養のバランスを考慮した食事を規則正しく取ることが望ましい。また、もし体調を崩した時は決して無理をせず、しっかりと休養を取り、健康回復に努めることが肝要だ。

 先に三つのシステムの中で挙げた「幸せホルモン」の一つが「オキシトシン」。スキンシップをしたり、相手の身になって行動したりする時に分泌される。

 鎌田氏は「人を幸せにする『』が出ることで、回り回って、自分の生きる力になる。このことが科学的に少し分かってきた」「三つのシステムを理解し、それらをうまく機能させれば生きることが楽になる。そして、健康で長生きができるのではないか」と語っている。

 友の幸せを祈り、語り、行動する――利他の精神に満ちた私たちの活動こそ、人生を豊かに彩り、自他ともに幸福をもたらす「生命の健康法」なのである。

 桜前線が北上し、いよいよ春到来。躍動する息吹の中、ますます健康で、はつらつと使命の花を満開に咲かせゆこう。

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