創価学会座談会参考資料

座談会の研究発表の参考にお使いください。

正義

正義47 小説「新・人間革命」27巻

投稿日:

「母親の愛は優しく、穏やかで、温かみがあり、寛容でありますが、また同時に最も厳正であり、強烈であり、防護であり、正義感に富んでいるのです」(注1)
──これは、二十世紀の中国を代表する女性作家・謝冰心が母について記した言葉である。
それは、創価の婦人部の特質でもあった。
三重の婦人たちは、実感していた。
「どうして、師匠を敬愛する心を隠さなければならないのか! どこかおかしい」
結局、婦人たちの主張が実り、「今日も元気で」は、三重県文化合唱祭で歌われることになったのである。
山本伸一は、力強い声で言った。
「婦人部の合唱を楽しみにしています」
県婦人部長の平畑康江の顔に、瞬く間に笑みが広がった。
その目は涙に潤んでいた。
彼女は、すぐに総合リハーサルを行っている会場に電話を入れた。婦人部の出演者に、いっときも早く伝えたかったのである。
リハーサル会場で、「今日も元気で」を合唱できるようになったことが発表されると、大歓声と大拍手が響き渡った。ハンカチで涙を拭う婦人もいた。
学会の根幹を成すのは、崇高な師弟の精神である。
それは、いかに批判されようが、時代がどんなに変わろうが、絶対に変わってはならない「創価の魂」である。広宣流布の大潮流も、この師弟という生命の脈動から生まれるのである。
戸田城聖は、青年時代から牧口常三郎を師と仰ぎ、いっさいを守り支えてきた。それゆえに、軍部政府の弾圧で、共に逮捕・投獄された。
そして、自分だけでなく、一家もまた、近隣から「国賊の家」と罵られた。
その戸田は、牧口の三回忌法要の席で、感慨を込めて、こう語っている。
「あなたの慈悲の広大無辺は、わたくしを牢獄まで連れていってくださいました」(注2)
これが、広宣流布という大使命に生きる「師弟の絆」である。
そこには、大難をも大歓喜へと変えゆく、高貴なる「魂の力」がある。

-正義
-, , , , , , , , , ,

執筆者:

関連記事

no image

正義25 小説「新・人間革命」27巻

宗門の僧たちが学会を攻撃する際に、盛んに語っていたのが、「学会は会長本仏論を説いている」ということであった。 学会では、会長が「本仏」などと言ったことは一切なかった。 一部の幹部らの発言に誤解を招く表 …

no image

正義37 小説「新・人間革命」27巻

山本伸一は、個人に即して、創価学会の合唱運動、”合唱祭”の意義を語っていった。 「”合唱祭”に出演された皆さんは、歌の練習に取り組むなかで、苦手な課題を克服しようと懸命に努力されてきた。 それを通して …

no image

正義48 小説「新・人間革命」27巻

戸田城聖の弟子である山本伸一も、広宣流布という創価学会の使命を、自身のこの世の使命を果たし抜くために、師弟の道を貫き通してきた。 師の事業が暗礁に乗り上げ、戸田が学会の理事長も辞任せざるを得なかった時 …

no image

正義51 小説「新・人間革命」27巻

「三重文化合唱祭」の舞台は、婦人部の合唱「今日も元気で」となった。婦人部員の満面の笑みが開花し、あの限りなく明るく、軽やかな調べが流れた。 三重の婦人部員にとって、それは“喜びの歌”であり、“勝利の歌 …

no image

正義62 小説「新・人間革命」27巻

露崎アキは、山本伸一からの伝言と見舞いの品に、跳び上がらんばかりに驚き、喜んだ。 「こんな病魔になんか、負けとれん! 一日も早う元気になって広宣流布のために、そこら中、歩き回らな! 山本先生にお応えせ …