首都圏未来部部長研修会への池田先生のメッセージ 2019年5月20日 創価のメロスよ新時代を創りゆけ 「挑戦」「努力」「負けじ魂」第一で!

首都圏未来部部長研修会への池田先生のメッセージ 2019年5月20日
創価のメロスよ新時代を創りゆけ 「挑戦」「努力」「負けじ魂」第一で!
 新時代を創りゆく、頼もしき未来部の部長研修会、誠におめでとう!
 首都圏の各地から、世界市民の連帯と平和の殿堂である、わが創価大学に、よく来てくれました。
 私の心も今、愛する従藍而青の皆さんと一緒にディスカバリーホールにあります。
 先月、ビッグニュースが世界を駆け巡りました。「初めてブラックホールの撮影に成功した」というのです。この宇宙の神秘に迫る遠大な観測は、アメリカやチリ、メキシコ、スペイン、南極など、世界の八つの電波望遠鏡をつなぎ、力を合わせ、英知を出し合って行われました。
 私も友人である天文学者や宇宙飛行士たちと、“宇宙に目を向ければ、国境も民族も超えて、一つになることができる”と語り合ってきたことが思い出されます。
 きょうの研修会は、21世紀を担い立つ英才の皆さんが「広宣流布」即「世界平和」という人類未聞の大偉業を目指して、心一つに生命尊厳の哲理を探究する尊い貴い集いです。
 不思議な縁で結ばれた同志と朗らかに伸び伸びと友情を深めながら、このディスカバリーホールから、新たな「発見」と大いなる「飛躍」へ有意義な出発の一日としてください。
 皆さんが若くして出あった仏法は、大宇宙をも包み、永遠を貫く究極の正義の大法則です。
 御本仏・日蓮大聖人は「日月天の四天下をめぐり給うは仏法の力なり」(御書1146ページ)と仰せになりました。
 ですから、皆さんが「正義の走者」として、題目を唱え、学び、鍛え、走りゆく前進は、大宇宙の運行の根本のリズムに正しく則り、わが生命を、太陽の如く、月光の如く、最高に輝かせ、未来の世界を大きく照らしていけるのです。これが妙法を持った創価の青春です。絶対に行き詰まりはありません。その誇りと自信に、胸を張っていただきたい。
 現実は、一つ一つ、厳しい試練との戦いが続くでしょう。しかし、私が創価大学にお迎えして対談集を発刊した、世界的な天文学者ロナウド・モウラン博士も語られていました。
 「人生は『障害物競走』です。それを乗り越えることが、勝利することであり、幸福を見つけることです」と。その通りです。
 どうか、御聖訓に「師子王は百獣にをぢず・師子の子・又かくのごとし」(同1190ページ)とあるように、皆さんは「師子の勇気」を燃え上がらせて、日々の「障害物競走」を勇んで乗り越えながら、自分らしく「勝利の旗」を掲げ、幸福の「花の輪」を広げていってください。
 創価のメロスは、何があっても恐れず、へこたれず、「挑戦第一」「努力第一」「負けじ魂第一」で進み抜いていこう!
 一切を託しゆく後継の皆さんの健康と大勝利を、毎日、祈り抜いていきます。お父さん、お母さんを大切に! 親孝行を頼みます。地域の方々にも、どうかよろしくお伝えください。