「 小説「新・人間革命」 」 一覧
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どう受けとめるか一念次第。激闘37 小説「新・人間革命」27巻
情熱を込めて、山本伸一は訴えた。 「次の『諸の悪人は又善知識なり』(御書九六二ページ)の御文も、非常に大事です。 善知識というのは、仏道修行を支え、助けてくれる存在です。しかし、日蓮大聖人は、諸 …
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信仰の強さは、苦難をうける覚悟。激闘36 小説「新・人間革命」27巻
山本伸一は、朗々と、「富木殿御返事」の一節を拝していった。 「『但生涯本より思い切て候今に飜返ること無く其の上又遺恨無し諸の悪人は又善知識なり』(御書九六二ページ) 戸田先生が第二代会長に就任さ …
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信心の王者こそ、人間王者。激闘35 小説「新・人間革命」27巻
十軍に関する山本伸一の講義は、いよいよ、第十の「自高蔑人」となった。 「これは、自ら驕り高ぶり、人を卑しむことです。つまり、慢心です。慢心になると、誰の言うことも聞かず、学会の組織にしっかりついて、 …
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一生成仏をめざして仏道修行していくこと激闘34 小説「新・人間革命」27巻
山本伸一の指導は、具体的であった。 研修会メンバーは、わが身にあてはめ、時に大きく頷き、時に苦笑しながら、伸一の話に耳を傾けていた。 「怒りの心は、それ自体が悪いというのではありません。悪事に対し …
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『日蓮が弟子等は臆病にては叶うべからず』激闘33 小説「新・人間革命」27巻
山本伸一の十軍についての説明に、研修会参加者は目を輝かせて聴き入っていた。 「第五の『睡眠』は、睡魔のことです。たとえば“唱題しよう”“御書を学ぼう”とすると、眠気が襲ってくるという方もいると思い …
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法華経の行者の実践は無限の可能性を開こうとするもの。激闘32 小説「新・人間革命」27巻
2014/04/28 -激闘
インド, 人間革命, 他化自在天, 利養虚称, 山本伸一, 怖畏, 憂愁, 智慧, 欲, 法華経, 渇愛, 無限, 疑悔, 睡眠, 瞋恚, 研修会, 第六天の魔王, 自高蔑人, 飢渇第六天の魔王は、智慧の命を奪うところから、「奪命」といわれる。また、「他化自在天」ともいって、人を支配し、意のままに操ることを喜びとする生命である。 その結果、人びとの生命は萎縮し、閉ざされ、一人 …
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広宣流布の道は魔との壮絶な闘争 激闘31 小説「新・人間革命」27巻
五月十五日、山本伸一は、九州研修道場にあって、終日、研修会参加者らの激励に時間を費やした。そして、夕刻には、前日に引き続いて、自ら研修会を担当した。 彼は、「今日は、私どもの信心を妨げる第六天の魔 …
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広宣流布はチームプレーが大切な戦い激闘30 小説「新・人間革命」27巻
山本伸一の言葉には、確信と情熱がほとばしっていた。 「広宣流布の組織のなかで、自行化他の実践を貫き通してこそ、一生成仏も、宿命の転換も可能になるんです。だからこそ、大聖人は『日蓮が一門となりとをし …
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「我もいたし人をも教化候へ」激闘29 小説「新・人間革命」27巻
学会員は皆、崇高な地涌の使命をもち、日蓮大聖人の御遺命である広宣流布を実現するために、創価の旗のもとに集った尊き勇者である――なればこそ山本伸一は、いかなる試練が競い起ころうが、一人たりとも、脱落させ …
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「心の師とはなるとも心を師とすべからず」激闘28 小説「新・人間革命」27巻
五月十三日、山本伸一は九州に飛んだ。 ”日本全国をくまなく回り、一人でも多くの同志と会って励まさねばならぬ!” 宗門の悪侶による学会誹謗に、苦しんでいる会員のことを思うと、伸一の胸は激しく痛むので …